SQL Server 2008 データベースのトランザクション ログの肥大化を防ぐには

トランザクション ログの肥大化を防ぐには、次の 2つの方法があります。

  1. 定期的にトランザクション ログのバックアップを行う
  2. データベースの復旧モデルを「単純」にする

従来のバージョンで使用できた WITH TRUNCATE_ONLY と WITH NO_LOG によるログの切り捨てはサポートされなくなったので、ログ バックアップを行うことでログの切り捨てを行うようにします。
データベースの復旧モデルが「単純」の場合には、チェックポイント時に自動的にログが切り捨てられるので、これでも肥大化を防げます。

SQL Server 2008 をシングル ユーザー モードで実行するには

SQL Server 2008 をシングル ユーザー モードで実行するには、SQL Server サービスの実体である sqlservr.exe を -m を付けて実行します。
sqlservr.exe は、SQL Server 2008 をインストールした Binn フォルダ内にあります。
シングル モードでの実行は、オンライン バックアップした master データベースを復元する際などに利用します。

SQL Server 2008 ログイン アカウントを SQL ステートメントで作成するには

ログイン アカウントを SQL ステートメントで作成するには CREATE LOGIN を使用します。

SQL Server 認証用のログイン アカウントの作成は次のとおりです。

CREATE LOGIN ログイン名 WITH PASSWORD = 'パスワード'

Windows 認証用のログイン アカウントの作成は次のとおりです。

CREATE LOGIN ログイン名 FROM WINDOWS

CREATE LOGIN の詳細(ヘルプ)はこちらから
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms189751.aspx

なお、従来のバージョンの sp_addlogin や sp_grantlogin は、SQL Server 2008 でも使用できますが、今後サポートされなくなる可能性があるのと、一部のオプションが設定できないので、CREATE LOGIN を利用することをお勧めします。