スズメに教えられたこと

先日、近所を歩いていたら目の前にスズメが落ちてきました。ゴンとすごい音がしたので、即死だろうと思ったら、僅かながら動いていました。
このままでは車か自転車に轢かれるか、カラスに突かれると思ったので、拾って帰ったのですが、途中みるみる動かなくなり、翌日埋葬することに。うちのベランダの花と米粒をいくつかいれて埋葬しました。
しかし、スズメというのはマジマジみると、上手に模様ができていて、瞳もホント黒々しくて美しいですね。亡骸を撫でてやりながら自然の生き物に感嘆。
スズメの落ちた場所をみると、上にはたくさんのスズメ達が電線にとまっていて、落ちたスズメは、感電したのか、それとも強風だったので風に落とされたのか、はたまた寿命だったのか。
ふとたくさんのスズメをみながら、彼らはどこで死ぬのかしら...なんて思いました(いつもいつもこんな感じではないはず)。
人生も半ばを過ぎると、自分の入るお墓の準備とか、私たちが入った後は誰が管理してくれるのか(うちには若い身内がいない)をぼんやり考えてしまうときもあるのですが、自然の動物は生きているときはもちろん、死んだ後にまで誰かに頼ろうなんて全く考えないはず(たぶん)。
自然の動物の自立は見事。私もまだまだです。