兼高かおるさんの本が心にしみる
兼高かおるさんといえば「兼高かおる世界の旅」。
母が大ファンで、自分も一緒によく観てました。
しゃべり方と物腰が上品でとてもきれいな人。
子供心に憧れたものです。
そんな兼高かおるさんの本が店頭に出ていたので、ばらりと読んでひきつけられ、買って一気読みしてしまいました。
自分も人生の折り返し地点をすぎ、遊び仕事ふくめて、何カ国か海外旅行を経験しているせいか、兼高かおるさんの一言一言が心にしみます。特に家族のことや旅に対する考え、プロ意識、ペットのこと、老後の生活のことには共感するところがたくさんありました。
80歳を過ぎても一人暮らしをし、旅行を続けているという兼高かおるさんには非常に励まされます。
あとがきの「余裕にこそ文化、文明を生み出し、楽しみ、ほかの人を思いやる心が生まれるのではないでしょうか」もその通りだと思いますね。
「心にしみる」といえば、ちょっと前に読んだ本で、「ゲゲゲの女房」もそうです。私はテレビの方は観ていないのですが、原作を読みました。こちらもほぼ一気読みです。
時代が変わっても生き抜いている女性たちのしなやかな強さというのは、とても参考になるし、励まされます。