生活や仕事に潤いを

最近、どこを向いても節約、節約。
ビジネスの世界では厳しいノルマを強いられ、なんだか人がギスギスしているように思います。
ちょっと前に同業の若い技術コンサルタントに会いましたが、笑顔ひとつなく、お客様に自分を誇示するのに必死で、会話に潤いがありませんでした。
う〜ん、だから「IT 技術者はコンピュータしか相手に出来ない」なんて言われちゃうのかな、と思ったりして(笑)
私たちの若い頃(今も若いですが、もっと若い頃)は、お客様はもちろん、横のつながりも大切にしたものです。
先輩にも、若いうちは同業者に会ったら必ずご挨拶するようにとも教わりました。
だからこそ IT 業界には、厳しい仕事もありましたが、華もありました。
また、「コンサルタントは会食を求められるような人間でなければいけない」と、言っていたコンサルタントも何人かいましたね。
私たちが技術コンサルタントになろうか迷っていたときに、その方たちに「君たちは技術の人間にしては珍しく話してて面白い人たちだから人気がでるよ」と、背中を押してもらったのを覚えています。
今はヘタに同業者の方にご挨拶すると、「下心があるのか」と、警戒される年齢や立場になってしまったようなので、距離を大切にしていますが、「人の振り見て我が振り直せ」ともいいます。今ひとつ見直して、潤いを忘れずに、そして余裕を持った人間であり続けたいものです。
ガンガンやるところは、今まで通りガンガンやりますよ〜