私の知らなかったアイルトン・セナの部分

先日、映画「アイルトン・セナ 音速の彼方へ」を観てきました。
かつての超人気 F1 ドライバー、アイルトン・セナドキュメンタリー映画です。

私は車には昔から興味がなかったのですが、何故かセナには惹かれて、彼のレースは深夜でもよく観ていました。
自叙伝と写真集も持っていましたし、ストイックに自分の技術に打ち込む姿に惹かれたものです。

でも、この映画を観ると、知らないこともありました。
アラン・プロストとの対立は有名でしたけど、彼が本当に戦っていたのは、当時の F1 界の政治だったということ。
う〜ん、あれだけの才能とお金、人気に恵まれていた人でも、苦しめられていたんですね。
ときに、飛び抜けた才能を持っている人は、思い通りに事を運びたい人の邪魔になってしまうのかもしれません。
彼のようなカリスマはそうそう現れないだろうな、と切ない気持ちになりつつ...。

そんなことを考えていたら、ちょっと前に観た映画「BECK」を思い出しました。



この映画は夫につきあって観て興味をもち、原作の漫画を買ってほとんど一気読みしてしまったものです。
あれも、同じように才能あるメンバーが業界内のパワハラにあいながら、絆を深めあい、最後は成功するというサクセスストーリーです。もちろん、こちらはフィクションですが...。

個人的には、原作の漫画に出てくる雄太キャラがヒットでした。
ああ、こういう人、私たちの業界でもいるいるって思いました(笑)
BECK は、成功したから笑い話になりましたけどね。

「こんなのありえないよ」という部分と、「こういうのあるある」というのが混在しているところが漫画のよさなのかもしれません。何より夢があります。

なんてことを書きながら、さて、今夜はもうひとがんばりです。