VMware Workstation 9.0 上の Windows Server 2012 R2 で.NET Framework 3.5 をインストールできない場合の対処方法(コンポーネント マニフェストに存在する検査情報に一致しません。エラーになる場合)

VMware Workstation 9.0 上で起動している Windows Server 2012 R2 仮想マシンで、.NET Framework 3.5 をオフライン インストール(代替ソース パスを指定したインストール)をする場合に、次のエラー「0x800736cc」が出ることがありました。

指定されたサーバーで機能を追加または削除する要求に失敗しました。
1つ以上の役割、役割サービス、または機能をインストールできませんでした。
コンポーネントのファイルは、コンポーネント マニフェストに存在する検査情報に一致しません。
エラー:0x800736cc

コマンドライン(Dism コマンド)を実行した場合でも、同様のエラー メッセージでした。

このエラーを解決するべく、いろいろと苦闘していたのですが、状況は次のような形でした。

結論としては、このホスト側のドライブをゲストに認識させていたことが、エラーの原因となっていることがわかりました。
というのも、エラーを解消できたのは(インストールが成功したのは)、次のパターンでした。

  • iso ファイル内の Sources フォルダー配下をゲストのローカルドライブにコピーしたものを代替ソース パスに指定(このとき、上述した、ゲスト側で DVD をホスト側のドライブを自動認識したドライブを使ってコピーしないこと)
  • iso ファイル内のファイルをホスト側で丸ごとコピーして、それを共有フォルダーに設定、ゲストから UNC で代替ソース パスに指定(\\server\share\Sources\Sxs 形式で指定)
  • ゲスト側で iso ファイルをマウントして、そのドライブを代替ソース パスに指定

ゲスト側で直接マウントしたパスを代替ソース パスとして指定すれば成功

ということで、最初からゲスト側で iso ファイルをマウントしておけば、はまらずに済みました (泣)

同じような状況になった方は、ぜひ試してみて下さい。